たまには本のことも書いてみようかな
「天の瞳最終話」
文字通り最終話です
だからと言って完結はしてません
っていうかぷっつり話は途絶えてます
一緒に入っている
「乾いた魚に濡れた魚」も
同様にぷっつりと
読んでいてちょっときました
話そのものも良いのですが
この続きが一生読めないことに
うるっと
だけれども
この続きを考えることは
灰谷さんが出した宿題だと思います
暴力の負の連鎖、高齢化社会に、貧困、環境、教育
問題山積みの現代だけれど
世の中には灰谷作品に出てくるような人もいて
きっと気付いたら変われる人はたくさんいて
上手くつながれば大きな力になって
っていう希望も抱かされる作品達
もっとたくさんの人が読んで考えてくれたらいいのにな
と思う反面
欲に負けるのも人間なんだよな
なんて考えてしまう